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Group Show – 白川昌生 | 末永史尚 | 城田圭介 | 加納俊輔 | ショーン・ミクカ

末永史尚 | Fuminao Suenaga
Search Results
2022年
Acrylic, pigment on cotton, panel
48.5x 63.5cm

Maki Fine Artsでは6月25日(土)より7月24日(日)まで、5名のアーティストによるグループショーを開催します。新作・近作を発表いたします。是非ご高覧ください。

白川昌生 | Yoshio Shirakawa
1948 年福岡県生まれ。1981 年デュッセルドルフ国立美術大学卒業。近年の主な展示として、「エネアデスのほうへ」(2022年/rin art association)、個展「夏の光」(2019年 / Maki Fine Arts)、「百年の編み手たち – 流動する日本の近現代美術 – 」(2019 年/東京都現代美術館)、個展「制作過程」(2018 年/rin art association)、「メルド彫刻の先の先(白川昌生キュレーション)」(2018 年/Maki Fine Arts)、「ミュージアムとの創造的対話 vol.1 – MONUMENT」(2017 年/鳥取県立博物館)、「あいちトリエンナーレ 2016 – 虹のキャラヴァンサライ」(2016 年)、個展「資本空間 -スリー・ディメンショナル・ロジカル・ピクチャーの彼岸 vol.7 白川昌生」(2016 年/galleryαM)、個展「ダダ、ダダ、ダ 地域に生きる想像☆の力」(2014 年/アーツ前橋)など。

末永史尚 | Fuminao Suenaga
1974 年山口生まれ。1999 年東京造形大学造形学部美術学科美術 I 類卒業。近年の主な展覧会として、個展「ピクチャーフレーム」(2020年/Maki Fine Arts)、「アートセンターをひらく (第 I 期 第II期)」(2019 -2020年/ 水戸芸術館 現代美術ギャラリー)、「百年の編み手たち – 流動する日本の近現代美術 – 」(2019 年/東京都現代美術館)、「MOTコレクション ただいま / はじめまして」(2019年/東京都現代美術館)、個展「サーチリザルト」(2018 年/ Maki Fine Arts)、「引込線 2017」(2017年/ 旧所沢市立第2学校給食センター)、「APMoA Project, ARCH vol. 11 末永史尚「ミュージアムピース」(2014 年 / 愛知県美術館展示室 6)、「開館 40 周年記念 1974 第 1部 1974 年に生まれて」(2014 年 / 群馬県立近代美術館)など。

城田圭介 | Keisuke Shirota
1975 年神奈川県生まれ、2003年東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。近年の主な展覧会として、個展「Out of the frame」(2022年/ Maki Fine Arts)、個展「Over」(2021年 / Maki Fine Arts)、個展「写真はもとより PAINT, SEEING PHOTOS」(2019年-2020年/茅ヶ崎市美術館)、個展「Tracing / Background」(2013年 / ベイスギャラリー)、「シェル美術賞 アーティスト セレクション」(2013年/ 国立新美術館)、「フォトリファレンス・写真と日本現代美術」(2012年/ベオグラード文化センター)、個展(2010年/ギャラリー・ステファン・ルプケ)など。

加納俊輔 | Shunsuke Kano
1983年大阪生まれ。2010年 京都嵯峨芸術大学大学院芸術研究科修了。近年の主な展覧会として、個展「サンドウィッチの隙間」(2021-22年 / 京都市京セラ美術館 ザ・トライアングル)、個展「滝と関」(2021年/ Maki Fine Arts)、個展「圧縮トレーニング」(2021年 / clinic)、個展「カウンタープログラム」(2020年 / Art – Space TARN)、個展「第8回 shiseido art egg 『加納俊輔 | ジェンガと噴水』」(2021年 / 資生堂ギャラリー)、「VOCA展2017 現代美術の展望─新しい平面の作家たち」(2017年 / 上野の森美術館)、「これからの写真」(2014年 / 愛知県美術館)など。THE COPY TRAVELERSのメンバーとしても活動。

ショーン・ミクカ | Sean Micka
1979年アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン生まれ。現在、ブルックリン(ニューヨーク)在住。
ホイットニー美術館のインデペンデントスタディープログラムに参加(2012-2013年、 2013-2014年)。近年の主な展示として、「Fine Silver and Extraordinary Diamonds from the Estate of an Important Collection」(2019年 / Josee Bienvenu Gallery)、「People Who Work Here」 (2019年/ CFCP & David Zwiner Gallery OVR)、「Edges, Corners, Shadows」(2018年 / Three Star Books)、「Condition Report: Deregulation」(2014年 / Abron Arts Center)など。

Artist

末永史尚 – へいは展

2023年3月4日 – 3月19日
代田橋納戸 / gallery DEN5

Ordinary objects – アレックス・ダッジ / 益永梢子 / 荻野僚介 / 末永史尚

アレックス・ダッジ
Soft Power for Hard Problems (Nike) I
2020年
oil on canvas
38 x 45.5 cm

Maki Fine Artsは、アレックス・ダッジ、益永梢子、荻野僚介、末永史尚によるグループショー「Ordinary objects」を11月27日(金)より12月20日(日)まで、開催いたします。

身近にありふれたものを作品の題材として、それぞれ異なるアプローチで絵画を考察する4名のアーティストを取り上げています。是非ご高覧下さい。


アレックス・ダッジ | Alex Dodge
1977 年アメリカ合衆国コロラド州デンバー生まれ、現在ブルックリン(ニューヨーク)と東京を拠点に活動している。近年の主な展示に、個展(2020年 / Klaus von Nichtssagend)、個展「情報のトラウマ」(2019 年 / Maki Fine Arts)、「Programmed: Rules,Codes, and Choreographies in Art, 1965-2018」(2018-19 年 / ホイットニー美術館)、個展「Whisper in My Ear and Tell Me Softly」(2018 年 / Klaus von Nichtssagend Gallery)など。ニューヨーク近代美術館、ホイットニー美術館、メトロポリタン美術館、ボストン美術館などに作品が収蔵されている。


益永梢子 | Shoko Masunaga
1980年 大阪生まれ。2000年 成安造形短期大学造形芸術科洋画クラス卒業。絵画を起点とし、多様な手法を用い制作を行っている。周囲の環境・空間との関係性を重視する作品群は可変的で置換可能な性質を持つ。近年の主な活動:文化庁新進芸術家海外研修制度によりNARS Foundation主催のInternational Residency Programに参加 (2018-2019年 / Brooklyn New York) 、「Box, Box, Box」(2019年 / Cooler Gallery, Brooklyn New York)、「クリテリオム93益永梢子展 : Daily Routine」(2018年 / 水戸芸術館現代美術ギャラリー第9室)、「VOCA展」(2017年上野の森美術館)、「ルランタット パダンパダン」(2016年 / gallery yolcha)、「platform」(2016年 / LOOP HOLE)、「Sabbatical Company#1 夕方帰宅してみると」(2016年 / milkyeast)、「ポストにこれが届いていた」(2015年 / ETNA&IONIO)、「Abstract Butter at HAGISO」(2015年 / HAGISO)、「三つの机のあるところ」(2015年 / Art Center Ongoing)、「メディウムの条件 ART CRITIQUE n.04刊行記念企画」(2014年 / HAGISO)など。


荻野僚介 | Ryosuke Ogino
1970年埼玉県生まれ。1993年明治大学政治経済学部卒業、1998年Bゼミスクーリングシステム修了。 色彩と形態の関係性を考察しながら、主に色面を用いた絵画作品の制作を行っている。近年の主な展覧会として、「引込線 / 放射線」(2019年 / 第19北斗ビル)、「MOT コレクション ただいま / はじめまして」(2019年 / 東京都現代美術館)、「絵画の現在地」(2018年 / 札幌大通地下ギャラリー500m美術館)、個展「(-ness)」 (2018年 / Maki Fine Arts)、個展「ハロー」(2016年 / Gallery&cafe see-saw)、個展「個点々」(2015 年 / switch point)、「ペインティングの現在 -4 人の平面作品から-」(2015年 / 川越市立美術館)、個展「cannot see clearly」 (2014年 / gallery COEXIST TOKYO)、「New Vision Saitama 4 静観するイメージ」(2011年 / 埼玉県立近代美術館)など。


末永史尚 | Fuminao Suenaga
1974 年山口生まれ。1999 年東京造形大学造形学部美術学科美術 I 類卒業。日常見ているものや展示空間に関わるものからピックアップした視覚的トピックをもとに絵画・立体作品を制作している。近年の主な展覧会として、個展「ピクチャーフレーム」(2020年/Maki Fine Arts)、「アートセンターをひらく (第 I 期 第II期)」(2019 -2020年/ 水戸芸術館 現代美術ギャラリー)、「百年の編み手たち – 流動する日本の近現代美術 – 」(2019 年/東京都現代美術館)、「MOTコレクション ただいま / はじめまして」(2019年/東京都現代美術館)、個展「サーチリザルト」(2018 年/ Maki Fine Arts)、「引込線 2017」(2017年/ 旧所沢市立第2学校給食センター)、「APMoA Project, ARCH vol. 11 末永史尚「ミュージアムピース」(2014 年 / 愛知県美術館展示室 6)、「開館 40 周年記念 1974 第 1部 1974 年に生まれて」(2014 年 / 群馬県立近代美術館)など。

Maki Fine Arts 10周年記念展 末永史尚「ピクチャーフレーム」

末永史尚
ピクチャーフレーム
2020年
アクリル、顔料、金泥・綿布、木製パネル
51.3 x 41.8 x 5.5cm

Maki Fine Arts 10周年記念の展覧会として、末永史尚「ピクチャーフレーム」を8月29日(土)より開催致します。実在する名画の額縁を描いた作品シリーズ「ピクチャーフレーム」の新作を発表いたします。同シリーズは、2014年の愛知県美術館での展覧会「ミュージアムピース」で初めて発表され、展覧会場となった美術館の所蔵品のフレームに焦点を当てたものでした。
本展での新作は、末永自身がこれまで実際に鑑賞したもの、もしくは、インターネットでリサーチした名画を題材としています。Maki Fine Artsでは約2年半ぶり、4回目の個展となります。是非ご高覧下さい。

親密さを設える – 末永史尚「ピクチャーフレーム」
能勢陽子(豊田市美術館学芸員)

菓子箱のような装飾的なかわいらしさと、ミニマルなレリーフによるコンセプチュアリズムが、矛盾なく合体している。つるつるとした平坦な表面は、意味あり気な深読みを滑り抜けていく。そこに並んでいるのは、ニューヨーク近代美術館やメトロポリタン美術館、国立西洋美術館、愛知県美術館などの絵画コレクションを描いたものである。
絵画を描いたといっても、縁取るフレームのみがはっきりとした輪郭線で描かれ、当の絵画は単色にすり替わりどこかにいってしまった。といってなにもないわけではなく、「空」の部分が箱のような全体を均一に満たして、まるで別ものになっている。オリジナルのフレームは、葉や幾何学形状の浮彫や寄木細工が施されたもの、またシンプルな直線のみのものであったようだ。色調や諧調が一切ない画面は、作品がもともと持っていたはずの時代性や主義イズム、それらが描かれることになった歴史的背景などの個別性を、すべて取り払っている。実用的な機能か、せいぜい絵画を引き立てる脇役であった額縁は、単色の絵画と同じ、いやむしろ際立っている。
そもそも額縁は、絵画が建築と一体化していた壁画の状態から、自立して持ち運びできるようになったときに生まれた。そこに並ぶフレームは、威容を誇る大きさではなく、どこにでも持ち運べそうな小ぶりのものばかりである。「ピクチャーフレーム」は、家具にも似て、場に親密さと自由を設える。そして引用ならではのフェイク感も手伝って、絵画の価値を殊更吹聴しない。しかしさらに軽やかに問う。「絵画とはなに?」

末永史尚 | Fuminao Suenaga
1974 年山口生まれ。1999 年東京造形大学造形学部美術学科美術 I 類卒業。日常見ているものや展示空間に関わるものからピックアップした視覚的トピックをもとに絵画・立体作品を制作している。近年の主な展覧会として、「アートセンターをひらく (第 I 期 第II期)」(2019 -2020年/ 水戸芸術館 現代美術ギャラリー)、「百年の編み手たち – 流動する日本の近現代美術 – 」(2019 年/東京都現代美術館)、「MOTコレクション ただいま / はじめまして」(2019年/東京都現代美術館)、個展「サーチリザルト」(2018 年/ Maki Fine Arts)、「引込線 2017」(2017年/ 旧所沢市立第2学校給食センター)、「αMプロジェクト トランス/リアル – 非実体的美術の可能性 vol.3 Transform/Paint 末永史尚・八重樫ゆい」(2016年 / gallery αM)、
「Maki Fine Arts 5周年記念展 控えめな抽象(末永史尚キュレーション)」(2015年/ Maki Fine Arts)、「APMoA Project, ARCH vol. 11 末永史尚「ミュージアムピース」(2014 年 / 愛知県美術館展示室 6)、「開館 40 周年記念 1974 第 1部 1974 年に生まれて」(2014 年 / 群馬県立近代美術館)など。

Artist

末永史尚 – エントランス・ギャラリー vol.3 末永史尚「覚え、ないまぜ」

2021年11月2日 – 12月22日
千葉市美術館1階(ミュージアムショップBATICA、エントランススペース)

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Artist

末永史尚 – CADAN x ISETAN MEN’S : Seasonal Cohabit – Spring & Summer –

2021年3月31日 – 7月20日
伊勢丹新宿店メンズ館1階・2階・4階・6階

Artfairs

NADA New York

2017年3月2日 – 3月5日
Skylight Clarkson North(ニューヨーク)
展示アーティスト:白川昌生・末永史尚・田中和人・石井友人・片山真妃

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Artfairs

NADA New York

2016年5月5日 – 8日
Pier 36 Basketball City
展示アーティスト:白川昌生・末永史尚・加納俊輔・片山真妃

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