荻野僚介・田中和人「デュオ」

2016年9月10日 - 10月 9日

オープニング・レセプション:9月10日(土)18:00 - 20:00

Maki Fine Artsでは、2016年9月10日(土)より、荻野僚介と田中和人による2人展「デュオ」を開催します。

荻野僚介は1970年埼玉県生まれ。明治大学政治経済学部卒業後、会社勤務を経て、1998年Bゼミスクーリングシステム修了。主な展覧会として、個展「ハロー」(Gallery&cafe see-saw、2016年)、「個点々」(switch point、2015年)、グループ展「ペインティングの現在 -4人の平面作品から-」(川越市立美術館、2015年)など。

田中和人は1973年埼玉県生まれ。明治大学商学部卒業後、会社勤務を経て渡米。2004年School of Visual Arts(ニューヨーク)卒業。
主な展覧会として、個展「pLastic_fLowers」(Maki Fine Arts、2015年)、「blocks」(SUNDAY、2013年)、グループ展「NEW BALANCE#3」(XYZ Collective、2015年)など。2011年、TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD受賞。2017年2月には、ギャラリーαMでの個展「トランス/リアル-非実体的美術の可能性」キュレーター:梅津元氏(埼玉県立近代美術館主任学芸員/芸術学)を予定しています。

これまで荻野僚介は絵画、田中和人は写真により、「色彩」と「形態」をテーマとした、抽象イメージの作品を発表してきました。絵画と写真という違いはあるものの、モダニズムからフォーマリズムを様々な角度から批評的に参照する、作品の形式は共通しています。本展では、2名それぞれによる新作を中心に発表します。是非ご高覧ください。

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喫茶店では、ほとんど音楽の話しかしなかった。

どんな作品を展示するのか、お互い知らないままだ。

それぞれの頭の中に、それぞれの音楽が流れている。

絵画と写真が同じ空間に展示され、そこに何が生まれるか。

同じメロディを重ねるユニゾンではなく、異なる旋律が交差するときのハーモニー。

僕の手の中のコーヒーは、今もとても冷たく、同時にとても熱い。

不定形の音が聞こえて来る。それが歌であるならば。

デュオ。

荻野僚介 田中和人

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荻野僚介「w664×h781×d33」
2015年、アクリル絵具、キャンバス、78.1×66.4cm

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田中和人「C.I.T.Y」
2016年、chromogenic print

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