加納俊輔「バウムクーヘンとペタっとした表面」

2013年1月19日 - 2月 9日

Maki Fine Arts では、2013年1月19日(土) から2月9日(土)まで、加納俊輔 個展 「バウムクーヘンとペタっとした表面」を開催致します。京都在住の新進アーティスト、加納俊輔は主に身近な風景をとらえた写真を使用し、様々なかけ離れたイメージや立体物と掛け合わせる手法で作品制作しています。東京での初個展となる本展では、新作の立体作品を中心に発表致します。どうぞご高覧下さい。

お互い、普段使用している言語で、はっきりと声(=音)を発し、また、それをちゃんと聞き取れているのに、なぜか全く会話が成立しない。
対象の輪郭ははっきりしているので、それが「何であるか」は容易く理解できるのに、しかし、なぜか全く意味が分からないというような状態。この不安すぎる状態に、何か全く別の解釈に繋がる可能性を感じます。ただ単純な無茶苦茶ではなく、すごくクリアで複雑な状態を作りたいと考えています。

加納俊輔

【プロフィール】
1983年大阪生まれ。2010年京都嵯峨芸術大学大学院芸術研究科修了。主なグループ展(2012年)に、『加納俊輔・高橋耕平展「パズルと反芻」"Puzzle & Rumination"』island MEDIUM、NADiff window gallery、実家|JIKKA(東京)、「かげうつしー写映・遷移・伝染ー」@KCUA(京都)、
「第15回岡本太郎現代芸術賞展」(川崎市岡本太郎美術館)等。現在、京都在住。

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Shunsuke Kano "layer of my labor_40 (PP band on lumber)"
2012, Type C print, lumber, 450x450x450mm

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Shunsuke Kano "layer of my labor_28 (3 color tapes on lumber)"
2012, Type C print, lumber, 2000×170×30mm
Photo by:TOYONAGA Seiji

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Sunsuke Kano "temporary repair"
2013, Type C print, 420×594mm

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