Exhibition
対象と位置
城田圭介 | 澤あも愛紅 | 木村桃子
2026年1月17日(土)- 2月22日(日)
2月11日-15日は休業(2月18日から再開)

Seascape (cloudy, shoreline)
2025年
Photograph, oil and acrylic on canvas. panel
37 x 45.4cm
城田圭介 | Keisuke Shirota
写真と絵画を主な制作手段とした作品を展開している。凡庸なストリートスナップや観光写真、アルバム写真などを基点にフレーミングからこぼれ落ちたもの、あるいは写真の前景と背景、主題と非主題などに着目し、絵画と組み合わせた制作を行う。様々な制作展開を通じて記憶や目に映る事象の不確実さを、むしろ生の確からしさとして捉え直す。
1975 年神奈川県生まれ。2003年東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。
近年の主な展覧会として、個展「視差と時差」(2025年 / クアドリヴィウム・オスティウム)、個展「波と海」(2024年/Maki Fine Arts)、「Beyond the Frame 城田圭介×那須佐和子」(2023年/ haco -art brewing gallery- /うららか絵画祭)、個展「写真はもとより PAINT, SEEING PHOTOS」(2019年-2020年/茅ヶ崎市美術館)など。

葡萄 : uva 3
2025年
キャンバスに油彩、アクリルに油彩
H33.5 x W50 x D18.3 cm
澤あも愛紅 | Amo Aicou SAWA
イメージと物質の関係を問い直しながら、軽やかで揺らぎのある表現方法を追求している。モチーフには、考古物や古物のように長い時間受け継がれてきたものと、日々形が変化する果物のイメージを描いている。支持体には透明な素材を選んでいるので、その上に薄く伸ばした絵の具は透過しており、さらに、それぞれ描くモチーフに合わせて湾曲させているので、完成した作品は、軽やかに、浮ぶように存在する。
1993年 岐阜県生まれ。2019年 京都市立芸術大学大学院 美術研究科絵画専攻油画修了。
近年の主な展覧会として、個展「Out of the Museum 」(2025年/京都岡崎蔦屋書店GALLERY EN ウォール)、個展 「柳は緑、花は紅 気積をめくる」(2023年/熊間)、 個展「円の裏は、四角」(2020年/artists space TERRAIN)など。

Cassiopeia
2025年
木、光ファイバー、着彩
H8.4 x W19 x D14.5 cm
木村桃子 | Momoko KIMURA
彫刻を専門分野とし、物質に宿る時間を可視化する作品の制作に取り組んでいる。
主に木を扱い彫刻作品を制作しているが、近年は光ファイバーなどの様々な素材を組み合わせることで、時間そのものを凝固させたような造形を行うことを試みる。
例えば、星座や光といったモチーフを手がかりに、光が通る距離を時間として捉え、身の回りのスケールの物質から宇宙規模もしくはマクロの世界の時間についても思いを馳せることができるような作品の制作を目指している。
1993年東京都生まれ。2019年武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻彫刻コース修了。
近年の主な展覧会として、「群馬青年ビエンナーレ2025」(2025年/ 群馬県立近代美術館)、トーキョーアーツアンドスペースレジデンス2025 成果発表展 「リンガ・フランカ」(2025年/トーキョーアーツアンドスペース本郷)、個展「領域の高さ」(2025年/second 2.)など。
会期中の休業日:
1月19日(月)、1月20日(火)、1月26日(月)、1月27日(火)、2月2日(月)、2月3日(火)、2月9日(月)、2月10日(火)、2月11日(水)、2月12日(木)、2月13日(金)、2月14日(土)、2月15日(日)、2月16日(月)、2月17日(火)